卒業生からのメッセージ

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『描くことを自分に添わせて』
60を過ぎてゼロからのスタートで基礎科に入り、木金コースを経て本科コースに。 個性豊かな担任。講師陣の指導と仲間との刺激合いの中で色彩・構図・構成等の基礎を学びました。「下手なもの好き」で、お金と時間とエネルギーを使って、どうして絵を描いているのか苦悩もしましたが、対象と向き合い、自分を見つめる機会になり、忙中の大切な私の時間でした。これからも、描くことを自分に添わせで歩んでいきたと思っていますが…
2014年度卒業生 小澤 清子
 
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『絵は私の生きがい』
民美を卒業して早くも半年以上が過ぎようとしています。民美の授業では、デッサンや油彩の基礎はもちろん、銅版画やリトグラフ、夏期講座では、水彩や彫刻、他に特別講座等で理論を学び、美術館見学にも参加しました。本当に多彩なカリキュラムを経験し、また、様々なアドバイスをしてくれる講師の方々や多くの仲間と知り合えた事が、私の宝物です。今、私は、民美での経験を基に自分の絵づくりに試行錯誤していますが、これからも絵は私の生きがいとして描き続けていきます。
2014年度卒業生 堀江 美津
 
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『何と幸福で贅沢な時間』
本科に入つた時、絵を描く環境にどっぷりと身を置くことができると中学生以来の夢が叶ったことに心が踊りました。 過去に一度も学んだことのない裸婦のクロッキー、木炭画を描く喜びに浸るも油絵具を前にしてかなり戸惑いました。手取り足取り、先生方からご指導をいただき三年間はあっという間でした。
卒業制作は人生最初で最後と100号に張り付き完成するまでの間は学びの連続。何と幸福で贅沢な時間を過ごせたかと昨日のように日々の光景が目に浮かびます。卒業した今、ゆったりとした気分でエスキースを描いています。 卒業制作が湧き上がつてくる意欲の源になっています。
2014年度卒業生 若林三枝子