新しい私の発見を目指して

ふみだせば何かが変わる

民美は1996年に日本美術会の附属研究所として誕生しました。研究 生の皆さんの入所の動機は様々ですが、絵を描くことで表現する世界を自分の生活の中に持つことができた充足感を持って日々取り組んで います。
今、美術=アートの世界の変化は大きく、多様で新しい表現が次々と生まれています。しかし、このような時代だからこそ対象に誠実に向き合いじっくり見て感じて表せるようにようになることが、表現の根本として大切になってきているのではないでしょうか。造形の基本をしっかりと習得すること、創作を展開していく中で新しい私に気付き新しい自分の表現を見つけることに、私達といっしょに挑戦してみませんか。

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民美の皆さん

民美研究所に通うことを人生の楽しみとして大切に思っている方、表現の世界に身を置くことが心の支えとなっている方、自身の生活の中で困難や辛さを抱えながら通っている方等々、この研究所には様々な方がいます。週に1~2日研究所に通って真白な画面や素材に心を無にして挑むことやクラスのメンバーの中での励まし合いや切嗟琢磨することも掛け変えのない時間と捉ええていることがひしひしと伝わってきます。熱心に表現と向き合っている民美生を見ていると、人は生きていく上で文化や芸術(アート)という心の栄養がどれだけ必要不可欠なものであるかを改めて強く感じています。これからもそのようなことに応えられる美術研究所でありたいと思っています。

日本美術会 附展研究所「民美」所長 大島美枝子