新しい私の発見を目指して

ふみだせば何かが変わる

民美は1996年に日本美術会の附属研究所として誕生しました。研究 生の皆さんの入所の動機は様々ですが、絵を描くことで表現する世界を自分の生活の中に持つことができた充足感を持って日々取り組んで います。
今、美術=アートの世界の変化は大きく、多様で新しい表現が次々と生まれています。しかし、このような時代だからこそ対象に誠実に向き合いじっくり見て感じて表せるようにようになることが、表現の根本として大切になってきているのではないでしょうか。造形の基本をしっかりと習得すること、創作を展開していく中で新しい私に気付き新しい自分の表現を見つけることに、私達といっしょに挑戦してみませんか。

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民美の皆さん

 新型コロナの終息の見通しが立たない中、民美の皆さん熱心に授業に取り組まれている姿に日々、こちらが励まされています。
 近年、民美生の減少が見られますが、なんとか節約・工夫して、頑張っていきたいと考えています。
 今年から、「通信による絵のコース」を始めました。地方の方に参加してもらえればと思います。
 夏の講習会も、コロナ対策で、募集人員を少なくして、ラッシュを避けた3コースで再開を目指すことになりました。
 少しずつですが、コロナの中、対策を取りながら、一歩一歩元に戻るように、新たに進みだすように鈍い歩みですが、研究生の皆さんと共に歩んで行きたいと思います。
 よろしくお願いします。

民美所長 大島美枝子