1)油彩画・アクリル画コースは油絵具やアクリル絵具で、基礎的な学習から自由な表現までを体験するコースです。
2)民美の通信講座のカリキュラム課題と、指示された画材を使ってご自宅で絵を描き、専用の通い箱(F15号・カルトン用)で作品を送って下さい。
3)民美の講師が添削、批評文を書き、次の課題の内容や技法などを記した通信を添えて、通い箱で返送します。
4)基礎的な絵画の学習から、少しずつ高い造形表現をめざしていきます。また表現の多様性についても学び、自分らしい絵が描けるよう指導します。
5)油彩画技法・アクリル画技法の他、デッサン・エスキースも指導します。
6)初級のstage1及び、創作表現をめざすstage8までの段階を設けています。受講生の希望に応じたstageから始めることもでき、くり返して納得するまで学ぶことも可能です。
〇stage1(初級デッサン)
・課題 デッサン(鉛筆or木炭)、身近にある静物(複数の果物・皿・花・器など)を描きます。
・画材 画用紙・ケント紙・木炭紙に、それぞれに応じた鉛筆・木炭で描きます。
(ポイント)形や明暗、構図などの絵画の基礎を学習しましょう。
〇stage2(初級彩色画)
・課題身近にある静物を絵の具を使って描きます。
・画材キャンバスに油絵の具・アクリル絵の具等で描きます。
(ポイントstage1で学んだ内容をふまえて、色彩の基礎を学習しましょう。
〇stage3(中級デッサン①)
・課題 テーブル上の静物や風景(室内・窓外・山や海などの自然・街など)。机や地面などの安定感と空間の把握などを学びましょう。
・画材 stage1の画材
(ポイント)物と物との空間のさまざまな関係や、空間の広がりと奥行きなどについて透視図法を基本にしながら学びましょう。明暗対比の他に強弱の表し方を学びます。
〇stage4(中級彩色画①)
・課題 stage3の静物や風景を絵の具を使って描きます。
・画材 stage2の画材
(ポイント)stage3では空間について学びました。初級より広い複雑な物と空間、遠近を色彩遠近法などを使いながら学びましょう。色の原理や配色・混色について学習します。さらにキャンバスの種類や油絵の具・アクリル絵の具の特性についても学びます
〇stage5(中級デッサン②)
・課題 鏡を使って自画像を描きましょう(頭と首、肩まで)。生き生きとした表現をめざします、ペットなどの動物も楽しいものです。これ等は創作のためのエスキース(習作)になります。
・画材 画用紙・ケント紙・木炭紙に鉛筆・木炭で描きます、黒コンテも良いでしょう。
(ポイント)鏡に映った自分の像を見て描きます。生き生きとした表情や自分を見つめる“まなざし”がテーマです。形も質感も複雑になって、繊細な部分表現と全体との調和も大切になります。背景を描くことで空間・表現につながります。
〇stage6(中級彩色画②)
・課題 stage5のモチーフを色を使った表現で学びましょう。背景の表現で自分の気持ちや感情を伝えることもできるので、どのように描くのかも大切です。
・画材 油絵の具・アクリル絵の具で描きましょう。
(ポイント)背景・空間や存在感、質感も大切になります。明暗バランスや色彩表現を楽しんでみましょう。油絵の具・アクリル絵の具のマチエールも表現の大切な要素です。
〇stage7(上級・表現①)
・課題 絵画のいろいろな表現技法について学びましょう。モデル(モチーフ)は自由に考えて選んで下さい。色や形の組み合せ(構成)や多視点図法を試みてみましょう。キャンバスに描く前に構想を練りましょう。エスキース(習作)をいろいろ作ってみると良いでしょう。
・画材 油彩・アクリルの他エスキースには水彩などで色を使うこともあります。画材全般について学びます。
(ポイント)構成力を身につけるstageです。色彩構成・明暗構成・形体の構成等を学びながら、イメージの発見や現実の物を造形化するいろいろな方法を学習しましょう。
〇stage8(上級・表現②)
・課題 あなたが描いてみたい、自分らしい絵の創造をめざしましょう、自由な創作のお手伝いをします。絵で何かを伝えられるのは楽しいことです。
・画材 (自由)自分の気持ちをどのような画材と表現スタイルで描くかは大切なことです。
(ポイント)心象やイメージの世界。空想の風景や動物などの他、現実に足を置いた静物や風景と人物を組み合せた表現、リアリズムに基づいた写実の技術も学びます。創作する上で画面構成やイメージを固めるエスキース(習作)の準備も大切です。日本美術会主催の日本アンデパンダン展への出品をめざします。
油彩(アクリル)コースは以上8種のstageを設けています。いずれのstageからでも始められますし、ひと通りさらってから興味のある所、追求したいstageを深めることもできます。もちろん添削後の作品をさらに描き続けて、再度送っていただいてもかまいません。自分の納得できるまでひとつのstageを数回くり返すこともあるでしょう、皆さんの進展・成長に応じて指導していきます。
〇月末及び月初めにかかる 1 週間で作品の送荷と 、民美で 添削の上返送を行う。
(基本、 添削日 前週 の 土 曜日 までに 受講者が 民美 へ 発送 、 火曜日に添削・批評の上次の指導内容を添付して木曜日に民美から出荷する)
〇 1 年で 10 回の添削日を設ける。受講者は 次の 3 週間で次の課題に取り組むが、 1 ヶ月以上かけて制作してもかまわ ない。
〇添削・返送時に次の添削日をお知らせします。
〇通い箱はF15号キャンバスと木炭紙カルトンがはいります。(約71cm×57cm)
〇受講料は1年契約とし、途中入所の場合は月割りになります。受講料65,000円(1年間)、作品の返送運賃は民美が支払います。
〇入所にあたって登記料16,500円を支払って下さい。
〇受講生は作品を民美に送ったら、メール・TEL・FAX等で発送した旨お知らせ下さい。民美より返送の時も同様に連絡いたします。
1) 水彩 ・ デッサンコース は 水彩画や鉛筆等での デッサン を 添削 ・ 指導するコースです 。
2) 民美の通信講座のカリキュラム課題と、指示された 画材を使ってご自宅で絵を描き、専用の通い箱 及びレターパック 等 で作品を送って下さい。
3) 民美の講師が添削、批評文を書き、次の課題の内容や技法などを記した通信を添えて、通い箱 等 で返送します。
4) 基礎的な絵画の学習から、少しずつ高い造形表現をめざしていきます。デッサンの大切さも学びます 。
5) 初歩の ビギナー stage から初級の stage1 及び 、創作表現をめざす stage 7 までの段階を設けています。受講生の希望に応じた stage から始めることもでき、くり返して納得するまで学ぶことも可能です。さらに上級の 油彩・デッサンコース もあります。
〇ビギナー stage (初歩デッサン・水彩)
・課題 (鉛筆・水彩)、身近にある果物・カップなどひとつだけを描きます。
・画材 画用紙・ケント紙・水彩紙に描きます。
(ポイント)よく見ることを心がけます。それらしい形をつかまえましょう。
〇stage 1 (初級デッサン)
・課題 デッサン(鉛筆)、身近にある静物( 複数の 果物・皿・花・器など)を描きます。
・画材 画用紙・ケント紙 など に鉛筆で描きます。
(ポイント)形や明暗、構図などの絵画の基礎を学習しましょう。鉛筆のさまざまな使い方を学びます。
〇stage2 (初級彩色画)
・課題 身近にある静物を 水彩 を使って描きます。
・画材 画用紙・水彩紙 等に水彩を使って描きます、透明水彩、不透明水彩(ガッシュ)いずれでも良い。
(ポイント stage 1 で学んだ内容をふまえて、色彩の基礎を学習しましょう。
〇stage3 (中級デッサン①)
・課題 テーブル上の静物や風景(室内・窓外・山や海などの自然・街など)。机や地面などの安定感と空間の把握などを学びましょう。
・画材 stage 1 の画材
(ポイント)物と物との空間の さま ざまな関係や、空間の広がりと奥行きなどについて透視図法を基本にしながら学びましょう。 明暗対比の他に強弱の表し方を学びます。
〇stage4 (中級彩色画①
・課題 stage3 の静物や風景を色を使って描きます。
・画材 stage2 の画材
(ポイント stage3 では空間について学びました。初級より広い複雑な物と空間、遠近を色彩遠近法などを使いながら学びましょう。色の原理や配色・混色について学習します。
〇stage 5 (中級デッサン②
・課題 鏡を使って自画像を描きましょう(頭と首、肩まで)。 生き生きとした表現をめざします、ペットなどの 動物も楽しいものです。
・画材 画用紙・ケント紙に鉛筆で描きます、黒・茶色のコンテやチャコールペンシルなども使えます。
(ポイント)鏡に映った 自分の 像を見て描きます。生き生きとした表情や自分を見つめる“まなざし”がテーマです。形も質感も複雑になって、繊細な部分表現と全体との調和も大切になります。背景は描かなくても良いでしょう。デッサンのいろいろな 画材 についても 学びましょう 。
〇stage6 (中級彩色画②
・課題 stage5 のモチーフを色を使った表現で学びましょう。背景の表現で自分の気持ちや感情を伝えることもできるので描 いてみ ましょう。
・画材 画用紙・ケント紙・水彩紙を使います。水彩の他色コンテ(パステル)なども使ってみましょう。
(ポイント)背景・空間や存在感、質感も大切になります。明暗バランスや 色彩表現を楽しんでみましょう。いろいろな 画材の特質を知ることも楽しいものです。
〇stage 7 (上級・表現①
・課題 絵画のいろいろな表現技法について学びましょう。モデル(モチーフ)は自由に考えて選んで下さい。色や形の組み合せ(構成)や多視点図法を試みてみましょう。
・画材 紙の種類 や 画材のいろいろな 特質を生かすことが大切です。
(ポイント)構成力を身につける stage です。色彩構成・明暗構成・形体の構成等を学びながら、イメージの発見や現実の物を造形化するいろいろな方法を学習しましょう。
水彩・デッサンコースは以上 8 種の stage を設けています。いずれの stage からでも始められますし、ひと通りさらってから興味のある所、追求したい stage を深めることもできます。もちろん添削後の作品をさらに描き続けて、再度送っていただいてもかまいません。自分の納得できるまでひとつの stage を数回くり返すこともあるでしょう、皆さんの進展・成長に応じて指導していきます。
〇月末及び月初めにかかる1週間で作品の送荷と、民美で添削の上返送を行う。
(基本、 添削日 前週 の 土 曜日 までに 受講者が 民美 へ 発送 、 火曜日に添削・批評の上次の指導内容を添付して木曜日に民美から出荷する)
〇1年で10回の添削日を設ける。受講者は次の3週間で次の課題に取り組むが、1ヶ月以上かけて制作してもかまわない。
〇添削・返送時に次の添削日 をお知らせします。
〇通い箱はボードカルトンを使用します。それより小さい作品はダンボールで、またA4 ケント紙や F4 号の水彩紙はレターパックで送ることができます。
〇受講料は1年契約とし、途中入所の場合は月割り になります。受講料 55,000円(1年間)、作品の返送運賃は民美が支払います。
〇入所にあたって登記料16,500 円を支払って下さい。
〇受講生は作品を民美に送ったら、メール・TEL・FAX等で発送した旨お知らせ下さい。民美より返送の時も同様に連絡いたします。